准看護師について

補助的役割の看護師

准看護師は、各都道府県の免許を得て、看護師のもとで、看護の世話や診療上の補助を行ないます。
介護福祉士では行えないような医療行為も行なうことが出来、病院のみならず、高齢者施設などでも需要は高まっています。

看護師は国家資格であり、国家試験を受けないと取得できませんが、准看護師は都道府県知事の許可の元の免許なので、国家試験を受けることなく取得できます。
実際に仕事を行なう場合は、看護師とさほど仕事内容に違いはないですが、ただし自分の判断では仕事を行えないので、看護師や医師の指示が必要になります。

病院によっては看護師よりも格下に見られるような職場も多く、特に看護師の割合が多いような病院はそのような傾向が強いです。
仕事での責任は、指示をした医師や看護師にあり、准看護師は一般的には部長や師長にはなれません。
もしもそのような上の役職を目指すならば、看護師の資格を取得しないとならず、准看護師も看護師の資格は取得できます。

准看護師の資格取得方法

中学または高校卒業後に准看護師養成学校へ、高校で衛生看護科に入り勉強する、また社会人の方でも准看護師養成学校に入学し、それぞれで最後には准看護師試験を受けて合格すると資格を得られます。
そしてその後は看護師を目指すことも出来、准看護師になるには全日制の看護師養成所へ2年間、定時制の看護師養成所に3年間、または准看護師として実務経験を7年積んだ後に通信制の看護師養成所へ2年間通った後に、看護師の国家試験を受けて合格すると資格を得られます。

どうしても准看護師として働きながらだと、全日制や定時制の学校に行くのは難しく、一度仕事を辞めるか、仕事を続けながらならば、7年勤務し通信制の学校を2年間勉強するという道を進むのが一般的です。
そして看護師の資格を得ても、そのまま同じ病院などの職場で働ける場合も多いです。

ただ1つだけ注意しないとなりません。
それは准看護師から看護師の資格を得て、新しく看護師として働く場合は、今までのキャリアがリセットされるということです。
つまりは、看護師1年生として扱われ、給料も入社1年目という扱いになります。
このために、今までたとえば10年間働き、徐々に給料がアップしたとしても、看護師として働くと、大幅に給料ダウンする可能性もあります。

場合によっては給料の良いところに転職をするような方もいますが、やはり長い間准看護師として働いているなら、転職しても給料ダウンは避けられません。
准看護師として経験豊富でも、看護師になると、新人としての研修を受ける場合もあり、大きな苦痛になる人もいます。
准看護師から看護師になるならば、よく調べて将来計画を立ててから目指すべきです。