認定看護師について

水準の高い看護技術を持った看護士

認定看護師は、認定看護師認定審査に合格すると得られる資格であり、ある特定の分野で熟練した看護技術と知識を持った人物であり、水準の高い看護を行える人のことを言います。
認定看護師は1997年に制定された制度です。
看護士としてのスキルや求められる分野も細分化しており、その期待に応える看護士を育成するための制度として出来ました。

看護現場では、実践の他に、指導や相談も行い、看護士の中でも上の立場に立った役職になります。
実践では、もちろん個人や家族など介護を必要とする方に対し、熟練した技術を用いて高い看護を行ないます。
指導では、看護実践を通じて看護職の方に対し指導を行ない、相談では看護職の方に対しコンサルテーションを行ないます。

認定看護師の分野は21にも分かれていますので、もしも目指すならば、まずはどの分野に行きたいかを決めないとなりません。
特に看護士としてスキルアップしたい、患者様のために出来ることがないかと考えているような場合は、とても適しています。
また介護のみならず、看護士への指導や相談も行ないますので、さらに自分の力を発揮したいという方にもおすすめです。

資格取得方法

毎年1回認定審査がありますので、それに合格して登録手続きを行なうと、認定看護師になれます。
その試験を受けるためには、以下の条件を満たさないとなりません。

・日本国の保健師、助産師、看護師のどれかの免許を有している。
・保健師、助産師、看護師の資格取得後に、実務研修が通算5年以上である。
・実務研修では通算3年以上は特定の認定看護分野の実務研修をしている。
・日本看護協会が認定している認定看護師教育課程を修了している。

このような条件となっていますので、認定看護師教育課程を受けないとならず、6ヶ月間615時間以上の課程となります。
そのために、看護士として仕事をしているならば、仕事をしながら受ける、または病院によっては教育課程受講期間は、仕事を休み受講に集中できるところもあります。

・待遇アップではない

認定看護師になっても、待遇はさほど上がりません。
手当てを付けているところもありますが、手当ては月に1万円に満たない程度であり、勤務条件や給与待遇での変化はさほどありません。
待遇アップを目指すならば、看護関係の他の資格を得るなどした方が良いです。
待遇は変わらず、仕事量は前と比べると大変増えますので、なぜ認定看護師になりたいのかという理由が必要になります。
やはり認定看護師を目指すような方は、自分の看護技術の向上を行ないたい、より介護の世界で活躍したい、他の看護士の役に立ちたいなどと、仕事としての具体的な理由でなりたいと言う人が多いです。