臨床検査技師

臨床検査を行なうのが仕事

臨床検査技師は、医師の指示の元、患者の体の状態を把握するために検査を行ないます。
これを臨床検査と呼び、患者様の病気や怪我の状態を評価するための検査の事です。
この検査は、問診と合わせて、医師が患者の状態を把握するのに必要不可欠です。
また臨床検査では、患者様自身が自覚していないような症状を発見する事も出来、病気の早期発見にも繋がりますので、とても重要です。

検査によって得た情報を医師は利用し、治療へと繋げます。
こうした中で、臨床検査技師は、単純に検査データを得るばかりでなく、そこから病気の兆候を見つけるという役割も果たします。
そうして病気を早期発見した場合は、それを医師に伝え、診断や治療のサポートを行なうのです。

臨床検査は医師自身が行なうような場合もありますが、医療機器を使うことも多く、医療の専門化と発達により、高度な検査は臨床検査技師が担当することが一般的です。
やはり高度な医療機器となると、その知識を持っている臨床検査技師でないと扱えないことも多いのです。
特に最近は、新しい機器が開発されており、臨床検査技師としても専門性が高まっています。
臨床検査技師は、さらには細胞検査士や超音波検査士などの資格も取得できます。

病院や検査センターでの勤務が一般的ではありますが、保健所や製薬メーカーなどでも働く方はおり、研究や開発に携わる人もいます。
医療系の資格の中では、幅広い分野で働くことが出来る資格です。

臨床検査技師の資格取得方法

臨床検査技師として働くためには、国家資格なので、国家試験に合格しないとなりません。
この国家試験には受験資格があり、臨床検査の養成課程のある3年制の短大や専門学校、4年制の大学で学び、所定の過程を修了すると、受験資格を得られます。
中には専門学校を卒業後に、3回生として大学に編入する方もいます。
そうして国家試験を受けて合格すると、はじめて臨床検査技師の資格を得られます。

試験としては、200点満点で120点以上獲得で合格となり、合格率は70%前後なので、それほど難しい試験ではありません。
試験内容としては、公衆衛生学や臨床生理学などと専門の知識は求められますが、それほど難しい試験ではなく、学校で学べば十分に合格は出来ます。

実際に仕事をするならば、就職先を探さないとなりませんが、最近は飽和状態と言われており、就職しても待遇は良いとは限りません。
さらにステップアップして他の資格も得られますので、総合的にどこで働き、何をしたいか考えておいたほうが良いでしょう。
ただ確実なのは、今後も医療機器の発達により、専門性は高まりますので、仕事をするならば、より専門知識が必要となってきます。